紀伊半島の環境保と地域持続性ネットワーク 紀伊・環境保全&持続性研究所
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  メールマガジン 第26号

   (2008年11月3日号)
 

  会員の皆様、日頃、当ホームページをご覧いただきありがとうございます。  

 会員の皆様お元気でしょうか。メールマガジンの発行が長い間滞り、申しわけありませんでした。昨年6月にNPO東海地域生物系先端技術研究会にアドバイザーとしてお手伝いすることになり、慣れない仕事に忙殺されて、このホームページの記事を書く時間的、心理的余裕がなかったのが実状です。NPOも事業年度が変わり、少し余裕ができましたので、だいぶ古くなりましたが11月3日付けで会員宛に発信しましたメールマガジン第26号を以下に掲載します。11月4日以降の記事についても、近く掲載する予定です。
                                         (2009年6月10日 主宰者より)



 前号(9月20日号)から11月3日までに新たに掲載した記事は次の通りです。

 今日は11月3日文化の日で、あちこちの公民館などで地元の方々の書画、工芸品などの展示が行われており、忙しい中でも趣味として芸術作品を生み出し、精進を積んでおられる方々が、いっぱいいらっしゃることに改めて感銘しました。 

 さて、当ホームページは公開以来2年を経過し、先月号で読者のアクセスの状況をお知らせしましたが、その後も、アクセスの動向がいろいろ変化し、三重県津市のため池データベースがトップになるなど、最近、少し力を入れているところが読まれているなと実感した次第です。

1) 紀伊半島の巨木を訪ねる」に「三重県伊勢市の船江上社の大クス」を掲載しました。伊勢市の船江上社は、伊勢市駅から海岸方面に向かう途中にありますが、幹線道路から少し脇に入ったところにあり、筆者が通りがかりに偶然に見つけたほとんど知られていない巨木です。 

  伊勢市船江 船江上社の大クス
 

2) 津市の一身田新池と、ヒシの繁茂したため池、大沢池の水質(透視度)(9,10月分)の調査結果を図示しました。10月になってヒシの枯死分解に伴う水質汚濁が大沢池で急速に進み、透視度が低下しました。
 

  ヒシの繁茂するため池の水質
 

3) ヒシが異常繁殖していた大沢池、岩田池、殿村池、釜ヶ谷池、およびその他の9箇所のため池の水質を透視度計で測ってみました。異常繁殖していたヒシが急速に枯死・消滅したため池で水質汚濁が見られました。まだ、ヒシが枯死せずに緑で残っているため池では透視度が高い状態が維持されていました。
 

  ヒシの枯死、消失と水質(透視度)との関係 

4) 津市内の岩田池で岸辺が一面に赤茶色になる現象が見られました。調べてみると、アカウキクサ属の水生シダ植物(アゾラ属)の1種でした。最近、愛知県のため池で、外来のアゾラが異常繁殖しているという報道記事がありました。岩田池のものの同定には詳細な形態的知識とDNA鑑定が必要かと思います。
 

  津市西阿漕の岩田池 

5) 「トップページ」の写真を奈良県明日香村の稲渕の棚田に差し替えました。元の伊勢湾の入り口に位置し三角形に見える神島の写真は「トップページに掲載した写真集」へ移しました。 

  トップページ

  これまでにトップページに掲載した写真集

                                                                             2008年11月3日 主宰者より)


 なお、会員の皆様には、最新号の第27号を追って発信致します。

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                        2007年8月31日   主宰者より